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戦場カメラマン ヤン・グラルップの記録/Photographer of War ◊ ジャパン・プレミア◊

<2019年 / デンマーク、フィンランド / 78分>

世界的に著名な戦場カメラマン、ヤン・グラルップ。
戦場と家庭、両面の彼に迫る渾身のドキュメンタリー。

戦場カメラマンのヤン・グラルップは、イラクのモスルで「イスラム国」制圧を進めるイラク軍と行動を共にし、世界中の人々にその現状を伝えるため写真を撮り続けている。一方、コペンハーゲンの自宅に戻った彼は、4人の子育てに奮闘するシングル・ファーザー。常に命の危険と隣合わせの彼に、「普通」の家庭を築くことはできるのだろうか?

戦場カメラマン ヤン・グラルップの記録/Photographer of War

©Good Company Pictures

監督:ボリス・B・ベアトラム

 

< 解説 >

何よりも、ヤン・グラルップとともにイラクのモスルに赴き、戦地の現実を映像に収めた撮影クルーに感嘆させられる。監督のボリス・B・ベアトラムはこれまでにも数多くの短編、TVドキュメンタリーを制作しており、本作は『Diplomacy』(08)、『The War Campaign』(13)に続く、「国際紛争の解決」をテーマにしたドキュメンタリー3部作の最後の作品となる。ヤン・グラルップは、世界を代表するフォトジャーナリストで、ライフワークとなる戦場写真だけでなく、災害被災地での写真においても、世界報道写真展、ユニセフ写真展、ライカ・オスカー・バルナックアワードなど、数多くの賞を受賞している。また、ベアトラム監督を含め6人にものぼる撮影監督の一人マルセル・ザイスキンドは、『イン・ディス・ワールド』(02)、『9 Songs』(04)、アンジェリーナ・ジョリー主演『マイティ・ハート/愛と絆』(07)など、マイケル・ウィンターボトム監督作品を多く手掛けている。

戦場カメラマン ヤン・グラルップの記録/Photographer of War
戦場カメラマン ヤン・グラルップの記録/Photographer of War

監督:ボリス・B・ベアトラム

監督:ボリス・B・ベアトラム

ボリス・B・ベアトラムは映像作家、監督、プロデューサーで、Good Company Picturesの共同経営者でもある。2005年にデンマーク国立映画学校でドキュメンタリーを学ぶ。その後制作した数々の受賞を誇る国際的なドキュメンタリーは、25を超える国々に販売されたほか、デンマークの国営TV局、DR1とTV2の様々なドキュメンタリーも手掛けている。また、社会心理学とコミュニケーション学の大学院の学位を取得している。これまで監督した短編映画は、モスクワ、カムデン、チェリャビンスクのような著名映画祭で数多くの賞を受賞。2011年と2015年にはアートカウンシルからの支援も受けた。

メッセージ

ヤンがしている事は何かを、観客の皆様が理解できたらと願います。彼の選択したことや優先したことに同感する必要はありませんが、この映画を観た方々に少しでも分かっていただきたいのは、ヤン・グラルップを駆り立てているのは何か、ヤン・グラルップとは何者なのか、何よりも、彼は戦争の恐ろしさを伝えるために、そして苦しみの中にある人々の希望や魂を撮り続けるために、自身の犠牲を払っているということです。


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