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そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。/Then I Add Colors to a Panda and a Zebra. ◊ ワールド・プレミア◊

<2020年 / 日本 / 39分>

ノストラダムスも幽霊も占いも信じない!
絶対主義の彼女が恋に敗れたその時、彼女の世界はどうなるの?

黒星白星は、黒白はっきりしないと気が済まない女の子。準グランプリを獲った漫画家の夢も、1位じゃないならと切り捨てて、就職活動に励む日々。相性完璧だと信じていた彼に突然別れを告げられるも事実を受け入れられない。白星の前に突如現れた自称幽霊の怪しいおじさんは、白黒つけられないこともあると諭すのだが…。

そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。/Then I Add Colors to a Panda and a Zebra.

©eiken

監督:武田佳倫
出演:有雪、篠原寛作、武田亮汰、木村香代子、村田啓治、しみずまこ

 

< 解説 >

ノストラダムスの大予言の雑誌の切り抜きシーンと主人公のモノローグから始まり、観るものは一気に物語に吸い込まれていく。モノローグからストーリーの切替えを画角と映像の色で表現する凝った技法でメガホンを取るのは、本作が初監督の武田佳倫。武田は、ノストラダムス、漫画、白黒の世界と自身の好きな物を盛り込んだのであろう39分の本作を、1年かけて企画し東京工芸大学映像学科映画領域の卒業制作として完成させた。こんなに完璧主義の人間がいるものかと思わせる極端な性格の主人公、どこにでもいそうな優柔不断な彼氏、都合のいい存在に甘んじてしまう友人。そんな登場人物たちのコントラストが映画の醍醐味を味わわせてくれる。主人公白星を演じる新人・有雪の尖った演技に加え、2018年にカナザワ映画祭でも話題になった『阿吽』でも印象深い男を演じた篠原寛作が、謎の男を見事に演じきっている。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。

そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。/Then I Add Colors to a Panda and a Zebra.
そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。/Then I Add Colors to a Panda and a Zebra.

監督:武田佳倫

監督:武田佳倫

東京工芸大学映像学科に入学後、助監督や制作部として映画製作に精力的に携わり、卒業制作で初めて監督を務める。2020年3月に同大学を卒業。現在は、再び映画を製作するため奔走中。

メッセージ

これは大学の卒業制作として1年かけて製作した映画です。最初は頭の中の妄想だった物語をたくさんのスタッフとキャストと共有し、映画が完成していくプロセスは、小さな点が大きな輪に広がっていくようでした。この輪がさらに広がると思うと、感謝と幸福を言葉にしきれません。初めての監督で、悔しい部分が多い作品なのですが、多くの方に観ていただくことで、関わってくださった方々に、返しきれない程の恩を少しでもお返ししたいです。


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