SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016会期中（7月16日～24日）に行われた、コンペティション3部門（長編部門、短編部門、アニメーション部門）上映作品の、観客人気投票による投票結果が決定しました！

審査員による主催者賞の授与とは別に発表される本結果は、正規の賞ではないものの、来場されたお客様ひとりひとりによる人気投票の集計結果となっており、第１位を獲得した作品は、もっとも観客の皆さまの支持を集めた作品として、まさに「観客賞」ともいえる結果となっています。受賞結果は以下の通りです。投票にご協力いただいた皆さまありがとうございました！！

長編部門（国際コンペティション）　観客人気投票結果

■第１位　『タンナ』　＜2015年／オーストラリア・バヌアツ／104分＞

©2015 Contact Films

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編部門 監督賞受賞作品

 

ベントレー・ディーン監督、　マーティン・バトラー監督共同コメント

観客人気投票ナンバー１の知らせに、『タンナ』のファンは大喜びするでしょう。そして、マーティンと私、ベントレーも誇りに感じます。評判を世界に広めましょう！

■第２位　『アヒルからの贈り物』　＜2015年／ベルギー／84分＞

©Ring Prod

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編部門 脚本賞受賞作品

オリヴィエ・ランジェ監督コメント

観客が作品をどのように受け留めたかを知ることは、監督として常に興味深いものです。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の観客人気投票の結果には、とても特別な意味があります。たとえ文化的な違いがあろうとも、作品は世界中を旅して、観客に届けられるのです。このことは、監督にとって一番大きな賞と言えるでしょう。

■第３位　『ニュー・クラスメイト』　＜2015年／インド／96分＞

©Films Boutique

アシュヴィニー・アイヤル・ティワーリー監督コメント

みなさん、夢や希望で溢れた『ニュー・クラスメイト』を愛してくれてありがとうございます。世界中の誰もが夢を抱く権利を持っているのです。本当にありがとうございます。

 

 

短編部門（国内コンペティション）　観客人気投票結果

 

■第１位　『想影』　＜2016年／日本／30分＞

©omokage

加藤慶吾 監督コメント

本作が、観てくださった方々にどう受け取られたのか、それを知るすべはなく、上映後も掴まえ所のない感覚に陥っておりました。そんななか、大変喜ばしい吉報です。映画を撮る身として、観客の方々から評価される、こんなに嬉しいことはありません。キャスト・スタッフ一同、大変喜んでおります。本映画祭での上映時の盛り上がり、そして今回の結果、それらを原動力にまだまだ作品を作り続けてまいります。この度は、本当にありがとうございました。

■第２位　『テイク８』　＜2015年／日本／19分＞

©八王子日本閣

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 短編部門 奨励賞受賞作品

 

上田慎一郎監督コメント

日々「観客の心を動かす映画」を模索している身として、とても嬉しいです！しかし同時に1位に届かなかった悔しさもあります。浮き足立ちやすい自分にとって、喜びと悔しさ両方味わえる銀メダルはとても有難いものです。この結果を喜び、また悔しがり、次の作品に向かいたいと思います！

■第３位　『嘘をついて』　＜2015年／日本／25分＞

©YUJI MITSUHASHI

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 短編部門 最優秀作品賞受賞作品

三ツ橋勇二監督コメント

たくさんのお客さんに観ていただき、このように評価していただき、とても幸せです。「忘れられない、いい映画でした」と、あるお客さんから言われたことがこれからも映画を作り続けられる力になります。ありがとうございました。

 

アニメーション部門（国内コンペティション）　観客人気投票結果

                                                                     

■第１位　『こんぷれっくす×コンプレックス』　＜2015年／日本／24分＞

©PANPOKOPINA

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 アニメーション部門最優秀作品賞受賞作品

ふくだ みゆき 監督コメント

1位！ありがとうございます！すごくすごく嬉しいです！お客様の心まで作品を届けることができて、作り手として一番の幸せです。これを励みに、また皆さんに楽しんでもらえるような作品を作っていきたいと思います！ありがとうございました！

■第２位　『アチラカセカイ』　＜2015年／日本／20分＞

©三島　敦

三島敦監督コメント

人気投票で２位というお知らせをいただきまして誠にありがとうございます。この作品は会話劇の無い２０分弱の長いアニメーションで、エンタメとして本来なら編集して半分以下に収めるべき所を、カットすると自分が表現したいサブテキストが崩れると思いカットできませんでした。にも関わらず楽しんでいただけた観客がいらっしゃるのは大変勇気になります。皆様、本当にありがとうございました。

■第３位　『あたしだけをみて』　＜2016年／日本／7分＞

© 2016 Tomoki Misato

★SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 アニメーション部門 奨励賞受賞作品

見里朝希監督コメント

奨励賞を頂いた上に人気投票でも3位に入れて嬉しいです。この作品が小さいお子さんにも気に入って頂けたのが意外でした。これからも大勢の人に気に入ってもらえるような作品を制作していきたいです。