長編部門（国際コンペティション）は、次代を担う新たな才能の発掘を目指し、長編映画制作本数が4本までの監督によるデジタルで撮影・編集された70分以上の作品を公募しました。今年は84の国と地域から536本の応募がありました。その中から厳選した海外作品9本、国内作品3本の計12本を上映します。ウクライナ、ブラジルなど日本ではあまり観ることのできない国の作品も揃いました。国際審査員4名による最終審査を経て、特に優れた作品に対し主催者賞とソニーDシネマアワード（協賛：ソニービジネスソリューション、ソニーPCL）を授与します。また国内作品を対象にSKIPシティでの映像制作を一定期間サポートする「SKIPシティアワード」を授与します。

 

長編コンペティション部門賞構成

※SKIPシティアワード（国内長編）：
受賞者の次回企画に対し、彩の国ビジュアルプラザ内の映像制作支援施設・設備（HDスタジオ、編集室、MA室等）を一定期間の利用を提供する賞です。

短編部門（国内コンペティション）は国内の若手映像クリエイターの発掘・育成を目的に、デジタルで撮影・編集され2013年、2014年に完成した15分～30分の作品を公募しました。本年も映像表現の豊かな可能性を感じさせる意欲作12本をノミネート。本年は海外との合作や、日本在住の外国人監督による作品など国際色豊かなラインナップになりました。年々向上するクオリティと、短い時間の中だからこそ成し得た、濃密な物語にご期待ください。最終審査は映像業界の一線で活躍する3名の審査員によって行われ、主催者賞と川口市民賞の表彰を行います。また、SKIPシティでの映像制作を一定期間サポートする「SKIPシティアワード」を、最優秀作品賞の副賞として併せて授与します。

 

短編コンペティション部門賞構成

 

※川口市民賞は、川口市民により設立された「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭を応援する会」が、優れた国内映画制作者を顕彰するために創設した賞です。

※SKIPシティアワード（国内短編）：
日本の若手映画制作者の育成・支援を目的としています。

最優秀作品賞の副賞として授与し、受賞監督には、一定期間、撮影機材の利用を提供します。

アニメーション部門（国内コンペティション）は、第11回目の開催となる本年、より多岐に渡る若手映像クリエイターの発掘と支援を目的として新たに設けられた部門です。2012年以降にデジタルで制作・編集された5分以上の国内作品を公募しました。手描き、CGとそれぞれに作家の個性が煌めく作品の中から、選りすぐりの14本を上映します。アニメーションに造詣が深い3名の審査員が最終審査を行い、主催者賞としまむらアワード（協賛：しまむら）が贈られます。日本の映像業界に新たな風を吹き込む、斬新かつ繊細な美しいアニメーションの世界へとご案内します。

 

アニメーション部門賞構成