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冷めるのを、待っている
Until It Cools Down

配信日時
9/25(土)10:00 ~ 10/3(日)23:00
シネマディスカバリーズ
World Premiere
冷めるのはスープ? それともあの子への想い?
自分の気持ちに気づいた彼女が出した結論は――

同級生の健斗と付き合っている女子高生・梓。健斗は、幼馴染の真理子を梓に紹介し、同じクラスの二人は親しくなっていく。梓と真理子の仲が深まるにつれ、健斗は梓から距離を置かれているように感じ始める。

冷めるのを、待っている

©早稲田大学映像制作実習2020

監督:佐藤杏子、岡本香音
出演:森川色、関口蒼、加藤碧

2021年 / 日本 / 25分

 

女友達と彼氏の間で揺れる女子高生の繊細な恋心を描いたのは、佐藤杏子監督と岡本香音監督。二人は早稲田大学基幹理工学部の映像制作実習で制作された本作で初タッグを組んだ。同実習制作作品の本映画祭での上映は昨年の『ななめの食卓』(20)に続き2回目。2015年度より開講されたこの実習は、是枝裕和監督や篠崎誠監督といった国内外で活躍するプロの映画監督をはじめとする教授陣に指導を受け、企画立案から脚本執筆・撮影・編集まで、映画や映像を専攻としない学生たちを主として行われている。昨年はコロナ禍の下、授業開始時期の遅延や、予想外のオンライン授業という困難な状況の中、未曾有のパンデミック下の撮影とは感じさせない、若者たちの爽やかなイニシエーションストーリーが完成した。


監督:佐藤杏子

監督:佐藤杏子

1998年生まれ、長崎県出身。2021年早稲田大学法学部卒業。同大学で開講された講義「映像制作実習2020」において、是枝裕和教授・篠崎誠教授・土田環教授の指導の下、初の映像作品として本作を制作。脚本・監督を務めた。

メッセージ

もし別の形で会えていたら何か違ったのだろうか。この普遍的な問いに、登場人物たちと一緒に向き合った制作でした。未熟な部分もありますが、スタッフやキャストとその時のベストを尽くしました。ぜひご覧ください。

監督:岡本香音

監督:岡本香音

2000年生まれ、東京都小金井市出身。現在、早稲田大学基幹理工学部にて映画・映像について学んでいる。同大学で開講された講義「映像制作実習2020」において、是枝裕和教授・篠崎誠教授・土田環教授の指導の下、本作を制作。監督・撮影を務めた。

メッセージ

どんなことがあっても、新しい朝はやってくる。賑やかな鳥のさえずりも、いつもの自動販売機も、駆け回る子どもたちの笑い声も、変わらずにそこで待っている。幼少時代を過ごした公園や河原に力を借りて、高校生3人の日々を描きました。


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