特集「商業映画監督への道」

愚行録
Gukoroku - Traces of Sin

上映日時
7/21(月・祝)17:00 
仕掛られた3度の衝撃
あなたの日常が壊される

 

©2017 『愚行録』製作委員会

監督:石川慶
出演:妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田 満

2017年 / 日本 / 120分

 

第135回直木賞の候補になった貫井徳郎の小説「愚行録」を『マイ・バック・ページ』(11)などを手がけた向井康介が脚本化。ある時、エリートサラリーマンの一家が殺害され、世間を震撼させる。犯人が見つからないまま1年が過ぎ、改めて事件を追おうと決意した週刊誌記者の田中は取材を始める。関係者へのインタビューを通して、被害者一家や証言者自身の思いがけない実像が明らかになっていく中、羨望、嫉妬、見栄や駆け引きなど、誰もが日常的に積み重ねている「愚行」が浮かび上がっていく群像ミステリー。石川慶の初長編監督作品であり、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門でワールド・プレミアされた。


監督:石川慶

監督:石川慶

ポーランド国立映画大学で演出を学ぶ。『愚行録』(17) が、ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出されたほか、新藤兼人賞銀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞など受賞。『蜜蜂と遠雷』(19) では、毎日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など受賞。2021年には、世界的なSF作家であるケン・リュウ原作の『Arcアーク』(21) を監督。『ある男』(22) は、ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門、釜山国際映画祭ではクロージングに選出され、日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む最多8冠を飾るなど、国内外から大きな注目を集めた。最新作である『遠い山なみの光』(25) は、2025年カンヌ国際映画祭のある視点部門に選出されている。


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