特集「SKIPシティ同窓会」

さがす
Missing

上映日時
7/19(水)17:30 多目的ホール
 
見つけたくないものまで見えてくる。
異才片山慎三があなたに問う唯一無二の衝撃作。

大阪の下町で平穏に暮らす智と娘・楓。「お父ちゃんな、指名手配中の連続殺人犯見たんや。捕まえたら300万もらえるで」。いつもの冗談だと思い、相手にしない楓。しかしその翌朝、智は煙のように姿を消した…。

©2022『さがす』製作委員会

監督:片山慎三
出演:佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、石井正太朗、松岡依都美、成嶋瞳子、品川徹
配給:アスミック・エース

2022年 / 日本 / 123分

 

『岬の兄妹』片山慎三監督 2018年国内コンペティション長編部門 優秀作品賞、観客賞受賞

国内外の錚々たる著名人から激賞を受け、映画ファンに衝撃を与えた映画『岬の兄妹』(18)。今後の映画界を担う新たな才能としてその名を知らしめた片山慎三監督の長編第2作。主演を務める佐藤二朗は、指名手配犯を見かけた翌朝に姿を消した父・智役で、彼の苦悩や矛盾を説得力たっぷりに表現。底知れない凄みと可笑しみがせめぎ合う演技はまさに佐藤二朗の真骨頂だ。消えた父をさがす娘・楓役には伊東蒼。人として強く、正しくあろうとする姿と等身大の弱さを繊細に表現し、観る者すべてを驚嘆させる。商業性と作家性を兼ね備え、国際展開までを見据えた作品として、第26回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に出品。韓国の観客から大絶賛を浴びた。観る者の価値観を覆し、すべての予想を裏切るストーリー。多彩なキャストによる繊細で、リアリティ溢れる演技。片山慎三監督が自問自答を繰り返して作り上げた物語は、観客自身の心の奥底にひそむ苦悩や矛盾をあぶり出していく。


監督:片山慎三

監督:片山慎三

1981年2月7日生まれ、大阪府出身。中村幻児監督主催の映像塾を卒業後、『TOKYO!』(08/ポン・ジュノ監督パート)、『花より男子ファイナル』(08)、『母なる証明』(09) 、『山形スクリーム』(09)、『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『ヨコハマ物語』(13)、『味園ユニバース』(15)、『はなちゃんのみそ汁』(15)などの作品に助監督として参加。自費で製作した『岬の兄妹』(18)で長編映画監督デビューを果たし、映画界を席巻。全国6館から50館以上へ拡大公開され、本映画祭2018国内コンペティション長編部門優秀作品賞・観客賞、第41回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第29回日本映画批評家大賞新人監督賞などを受賞。そのほかの監督作品として、『そこにいた男』(20)や「さまよう刃」(21)、「ガンニバル」(22)など。本作が商業映画デビュー作であり、長編映画監督2作目となる。


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