国際コンペティション

国内コンペティション 長編部門

国内コンペティション 短編部門

オープニング上映

チャリティ上映「ウクライナに寄せて」

特集上映「What's New~飛翔する監督たち~」

関連企画 バリアフリー上映

関連企画 メイド・インSKIPシティ

関連企画 カメラクレヨン

関連企画パパ ママ・シアター

国内コンペティション 短編部門

サカナ島胃袋三腸目
3 Intestine Road, Fish Island

上映日時
7/18(月・祝)13:50 多目的ホール
7/22(金)11:00 映像ホール
配信日時
7/21(木)10:00 ~ 7/27(水)23:00
短編②
豚の父さん、魚の母さん、かわいい坊やの住みかは魚の腹の中。
今日は何を食べようか。

豚のとん吉は、魚の腹の中で、さかな子に出会い、二人はおたまじゃくしの坊やを授かる。家族は穏やかに暮らしているが、ある日、漂着した果実をとん吉と坊やが口にすることで、彼らの暮らしは一変する。

©2022 Moe Wakabayashi

監督:若林萌
声の出演:安部萌、平山犬、永野百合子(妖精大図鑑)

2022年 / 日本 / 17分

 

巨大な魚の中で暮らす豚と魚とおたまじゃくし。一見突飛にも見えるこの設定を生み出したのは、学生時代からMVやCDジャケットデザインなどを手掛け、注目されている若林萌。若林は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻在籍中の2020年に、その年を代表する映像クリエイターを選出しアーカイブ化する「映像作家100人」に選出されている。魚の腹の中という狭い空間の中で共生する3種の異なる生物が、互いにその違いを非難したり受け入れたりする様は、そのまま人間社会の縮図とも言えよう。アイロニカルなストーリーと、ポップでレトロなキャラクターデザインが絶妙な本作は、2022年5月にドイツ・フランクフルトのニッポン・コネクションでワールド・プレミアされた。


監督:若林萌

監督:若林萌

1992年神奈川県生まれ。2015年、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。卒業制作『眠れぬ夜の流れ星』が国内の映画祭で受賞・入選を果たす。2022年、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。現在、アニメーション作家・イラストレーターとして活動中。

メッセージ

「井の中の蛙」ならぬ「胃袋の中の蛙」を出発点として制作したアニメーション作品です。「様々な価値観が隣り合わせで息づいているこの世界で、相手の大切なものをたとえ理解出来ずとも、尊重することができたらいいな」と考えながら作りました。楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。


TOP