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ミドリムシの姫
Princess of Euglena

上映日時
7/21(木)11:00 映像ホール
 
World Premiere
あいつらが3年ぶりにSKIPシティに帰ってきた!
しかも今度のミドリムシはお姫様!?

駐車監視員、通称ミドリムシとして働く幸子はベテランの知念とコンビを組むことに。最初は四角四面な知念の仕事に疑問を持つも、徐々に感化されていく。そんな中、街では「ミドリムシ狩り」が流行り始めていた…。

©ミドリムシフィルム

監督:真田幹也
出演:河井青葉、大高洋夫、青野竜平、ほりかわひろき、今村美乃、仁科貴、金田賢一

2022年 / 日本 / 92分

 

日本初の駐禁コメディを謳った『ミドリムシの夢』が2019年の本映画祭国内コンペティション長編部門にノミネートされた真田幹也監督の最新作であり、「ミドリムシ」シリーズ第2弾の『ミドリムシの姫』。前作の上映時に続編を作りたいと意欲を見せていた真田が有言実行し、完成させた。舞台を新宿から池袋に移し、パワーアップした本作でも、前作に続き脚本・太田善也とタッグを組んだ。主人公の幸子を、濱口竜介監督の『偶然と想像』(21)での演技が記憶に新しい河井青葉が体当たりの演技で臨んでいる。幸子の指南役で、世間の冷たい目にも負けずミドリムシの信念を貫き通す知念役には、鴻上尚史らと共に「第三舞台」を立ち上げた大高洋夫。前作でだらしない中年ミドリムシを演じたほりかわひろきや崖っぷちアイドルを演じ切った今村美乃の出演シーンも見逃せない。本映画祭での上映がワールド・プレミアとなる。


監督:真田幹也

監督:真田幹也

演出家・蜷川幸雄氏の下で演技と共に演出を学び、2006年文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト」に選出され、『Life Cycles』(07)を監督。『キスナナ the Final』(13)にて高砂市観光協会長賞、『オオカミによろしく』(14)にてちちぶ映画祭2014グランプリを受賞。20本以上の短編映画を監督し、初長編作品『ミドリムシの夢』 が2019年の本映画祭の国内コンペティション部門にて上映、その後劇場公開される。

メッセージ

前作『ミドリムシの夢』から早3年。世界が変わるのを目の当たりにしました。感染症や戦争、今まで映画で観た世界より、もしかしたら現実世界の方が怖いかもしれません。そんな時でも、駐車監視員の方々はいつも街に居てくれた気がします。「ミドリムシ」と揶揄される彼らは、誰よりも街中を歩いて誰よりもいろんなものを見ているはず。そんな彼らの視点はきっと我々に優しい心をもたらすと考えます。映画が再び娯楽の光になります様に。


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